ローヤルゼリーの産地(台湾)

台湾のローヤルゼリー

日本はかつて世界一のローヤルゼリーの生産を誇っていました。
1977年の年間生産量30トンをピークに、ローヤルゼリーの生産量は減少の一途をたどり、現在では年間3トンまで落ち込んでいます。
そのため国内産のローヤルゼリーは希少性が高く、非常に高価なものとなっています。
現在日本で販売されているローヤルゼリーは、そのほとんどが海外からの輸入品に頼っている状況です。
外国産のローヤルゼリーでもっとも輸入量が多いのは中国産ですが、台湾やタイ、ベトナムといったアジア諸国からも輸入しています。
中国に次いで多い産地となっているのは、温暖な気候に恵まれている台湾やタイが挙げられます。
この記事では、日本で人気の高い台湾産のローヤルゼリーについてご紹介します。

ローヤルゼリーの産地(台湾)

ローヤルゼリーの産地として人気を集める台湾は、高品質なものが手頃な価格で入手できることでも知られています。
もともと台湾は、ハチに関連した製品を多く扱っている国でもあります。
ローヤルゼリーやハチミツを利用した食料品や化粧品は、おみやげ品としても定着しているほどです。
台湾産のローヤルゼリーは日本でも人気が上昇しているものの、輸入量の割合は全体の約3%と、非常に少ないのが現状です。
とはいえ台湾がローヤルゼリーを安定して生産・供給できるのは、その気候にあります。
台湾の気候は、北部が亜熱帯で南部は熱帯に属しているため、冬でも比較的暖かい日が多いのが特徴です。
年間を通して暖かいために、温暖な気候を好むハチが数多く生息しています。
ミツバチにとって活動しやすく、ローヤルゼリーの原料となる植物も豊富で、花粉や蜜が一年中確保できる環境です。
養蜂にも適した条件が揃っている環境のため、年間を通じてローヤルゼリーが継続的に採取できるのです。
安定したローヤルゼリーの生産量が見込めるので、低価格での入手もできるわけです。
一方、日本では秋冬の寒い時季にはミツバチの活動量が減少するため、ローヤルゼリーの安定供給はほとんど不可能といわれています。
国内での年間消費量が750トンといわれるローヤルゼリーの需要に対し、原料となる植物も作り手であるミツバチも圧倒的に不足するためです。
日本の養蜂場でもローヤルゼリーを生成するための環境整備はされているものの、気候の影響によって採取できる量が非常にわずかとなってしまうのです。

台湾産ローヤルゼリーの特徴とは

次に台湾産のローヤルゼリーの特徴を2つご紹介します。
台湾ではローヤルゼリーの高品質化を目指していて、その鮮度を保持するために、採取したあとすぐ冷凍処理を施すのが特徴です。
とくに生ローヤルゼリーは鮮度の高さが命といえます。
しかし非常にデリケートな食品のために品質の劣化が早く、保管には細心の注意が必要とされます。
生ローヤルゼリーは品質管理が難しい食品ですが、台湾では採取後に冷凍するために品質が保たれるのです。
その後も徹底した温度管理の元、鮮度を保ったままで保管や輸送をおこなっています。
そのため、品質が損なわれずに製品化が可能となります。
品質保持のための設備など、衛生や施設管理の面でもきちんと運営されているため、台湾産は高品質なローヤルゼリーとして人気があるわけです。
また、台湾産ローヤルゼリーは比較的安価に購入できるのも特徴です。
温暖な気候に恵まれた台湾では、一年を通じて安定した量のローヤルゼリーが採取できます。
そのために購入しやすい範囲の価格に設定できると考えられています。
一般的に外国産のローヤルゼリーは輸入に時間がかかり、鮮度が落ちてしまうのが大きなデメリットです。
日本との距離が近い台湾は、他の国よりも輸送に時間がかからず、移送にまつわるコストが抑えられるのも安価に入手できる理由です。
台湾産のローヤルゼリーは、供給が安定しているだけでなく高品質で、購入しやすい価格の優れたローヤルゼリーなのです。