生ローヤルゼリーのメリット・デメリット

ローヤルゼリーの加工方法

若い働きバチによってつくられたローヤルゼリーが採取されると、大きく分けて3つの種類に加工されます。
「生」「乾燥」「調整」と3つのタイプに分類され、それぞれに配合されている栄養分や味などが異なるため、タイプごとに特徴があります。
生ローヤルゼリーは、女王蜂がそのまま食べるものとほぼ同じ状態のローヤルゼリーで、非常に栄養価が高いのが魅力とされています。
この記事では、生ローヤルゼリーのメリット・デメリットについてご紹介します。

生ローヤルゼリーとは

「生ローヤルゼリー」は、最低限度の殺菌を施し不純物をろ過しただけの、純度や鮮度の高いタイプで、やや黄味がかったクリーム状をしています。
一般的に女王蜂が食べる状態とほぼ同じのままで瓶詰めされていて、余分な加工や成分の調整はされず、無添加という特徴があります。
デリケートで酸化しやすいため、保存するにはマイナス5℃の環境が理想的といわれています。

生ローヤルゼリーのメリットとは

ローヤルゼリーには、40種類以上もの豊富な栄養素が含まれています。
各種アミノ酸やタンパク質、ビタミン類やミネラル類のほか、ローヤルゼリー特有の栄養素とされる「10-ハイドロキシ-δ-2デセン酸」などが含まれている栄養価の高い食品です。
中でも、人の体内で作り出せない必須アミノ酸9種類をすべて含んでいるのが特徴といえます。

生ローヤルゼリーはその名のとおり、採れたてに近い状態のため、有効成分が凝縮されているもっともよい状態で摂取できます。
そもそもローヤルゼリーの原料となるのは、ミツバチが集めた花粉や花の蜜といった天然素材です。
そのうえローヤルゼリーは、人工的に合成できない物質でもあります。
必要最低限の加工のみ施される生ローヤルゼリーには、化学合成物質が含まれていないため、安心して摂れるのもメリットです。
また、液状のために摂取量を調整しやすいのも、生ローヤルゼリーのメリットといえるでしょう。
その日の体調に合わせて自由に調整が利くため、無理なく続けるためには理想的な状態といえます。

生ローヤルゼリーのデメリットとは

生ローヤルゼリーは採取したばかりのローヤルゼリーのため、鮮度や純度が高いのが特徴ですが、デメリットもいくつか存在します。
保存に関することと、食べにくさと、高価であるということです。

基本的に保存料が使用されていないため、時間の経過に伴って劣化していくと同時に、生ローヤルゼリーがもつ高い栄養価も損なわれていきます。
生鮮食品と変わらない、非常にデリケートな物質のため品質の低下も早く、管理が難しい点がデメリットといえるでしょう。
光や熱、空気に触れるなどの要因で酸化が進みやすいため、自宅では空気を最大限遮断し、冷暗所での保管が必須となります。
長期保存には向かないため、早めに使い切るのがおすすめです。

また、味の調整や乾燥加工などがされていないために、ローヤルゼリー独特のにおいや強い酸味が残り、人によっては食べにくいとのデメリットがあります。
生キャラメルのように粘り気のある液状で、白濁したハチミツのような見た目をしていることから、マイルドな風味をイメージされる人も多いかもしれません。
この独特の酸味とにおいは、ローヤルゼリー特有の成分である「10-ハイドロキシ-δ-2デセン酸」によるものです。
この成分が多く含まれているローヤルゼリーほど、酸味が強まるといわれています。
逆をいえば含有量が多い分、効果も高いといえるわけです。
少しでも食べにくさをやわらげるために、舌の下でゆっくり溶かすように摂取する方法が推奨されているので、試してみてはいかがでしょうか。

さらに、ローヤルゼリーの豊富な栄養素が損なわれないよう、丁寧に製品化されているため、製造が難しく、高価なものが多いのも特徴です。
鮮度の高い、良質な生ローヤルゼリーの摂取を継続しようとすると、その分コストがかさむ点がデメリットといえます。